進撃、選択、決断、そして涙・・・。

2011年1月10日 § コメントする

「カラスはカラスでも海を渡るカラス科の渡り鳥はいる?」


「おっ!?これ過去問でやったぞ。」
「YESやでYES。」
「正解はYESだー!!」
「よっしゃー!!」

「ウはずばり、ウ科である?」


「ウ科でしょう。」
「ん、 聞いたことあるわ。確かにウ科やで。」
「じゃあYES!!」

「正解は・・・YESだー!!」

「ヨッシャー!!」
「すごい正解率やなー。」
「そやねー、今までの練習の調子やったら残り2年間全部ふいにしとるもんなー。」
清水と古賀は苦手としていたY/Nの訓練中、正解率が50%を超えず、残り2年間を想定してチャンスを2回にしてみてもすぐに終わってしまっていた事を思い出す。それもそんなに遠い昔の話ではなかったのだが・・・。

「問題、ディズニーランドが開園した日はずばりミッキーマウスの誕生日である?」


「多分違ったような・・・。」
「どうやったっけなー?」
悩む クイ中達。

「確かね、ミッキーの誕生日が11月18日で、 ディズニーランドが開園したのが4月やからNOだよ。」
「まじで、幸枝さん!?よう知ってたね。」
「うん、なんか 知っとったん。」
「よしっ、NOやな。」
幸枝さんを信じ、NOサイドに立つ一同。そして・・・、「正解は・・・、NOだ!」 拳を振り上げ飛び上がる一同。これでまた一つ、先に向けて駒が進められる。
今、何問目まで進んだのか?いきなりこう問われたら、もしかしたらかなりの数のチームが失格となっていたかもしれない。皆それくらい一問一問に精一杯だった。いつ終わるのかわからない、ゴールの見えないサバイバル。
高校生クイズでもウルトラクイズでも最大の難関は一番初めのY/N、と言われるのもうなずける。

「プロ野球の全12球団。その全てから勝ち星を得た投手はいる?」
「・・・・YES、やと思う」
「いや、おらんのっちゃう?」
「まず4球団に所属しとらなあかんでなー・・・」
「YESにしよ!」
そして一同はロープをくぐり、YESサイドへ。 しかし、移動はしてみても疑念の雲は晴れない。
「もしNO やったら、全滅やな・・・。」
「別れるか・・・!」
雨の降りしきるなか、川越クイ研は非情な決断を迫られる・・・。
「うちらがいこっ!!」
よっちゃん、理事長、幸枝さん。チーム伊藤だった。タイムアップが迫るなか、3人は再びロープをくぐってNOサイドへ走る。
「正解は・・・、」クイ研全員がそれぞれを信じて祈る。

自分達がだめでも、向こう側にも川越クイ研がいる・・・。「YESだー!!」雨もやみ始め、YESサイドは歓声に包まれる・・・。それでもチーム伊藤の頬は涙で乾かなかった・・・。ま だ終わらない。でも、終わるまでここに立ち続けてやろう。それこそが3人の涙に報いる唯一の方法だ・・・。
9人の胸には同じ思いが宿っていた・・・。

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